未来創造

日常に光る就実マインド〜主体的に学び、行動する力〜

日々の学校生活の中で、就実生の輝きを感じる場面に出会うことがあります。

先日、ある生徒が他クラスの掃除用具を丁寧に整えている姿を見かけました。自分の仕事ではない場所にまで目を配り、自然と手を動かしてくれているその姿に、まさに「なでしこさん」の精神が表れていました。誰かに求められたからではなく、自分で気づき、自分から動く——その姿勢こそ、就実マインドの体現です。

また、先日の避難訓練では、多くの生徒が真剣に取り組む姿が印象的でした。訓練後に寄せられた感想の中には、

「昔の人は訓練をしてきた」

「自分よりも家族を守って助けてあげたい」

「訓練がどれだけ大切か、そしていかに怖いかが分かった」

「家でも慌てないように練習します」

「細かい点ができていなかったので見直したい」

「備えあれば患いなしの言葉がしっくりときました」

「遠くの火だから大丈夫は、大丈夫ではないことがわかりました」

など、自分のこととして受け止め、深く考える姿勢が伝わってきました。

そして来週20日から始まる、今年度最初の定期テストに向けて、校内では生徒たちが真剣に勉強に取り組む様子があちこちで見られます。放課後の教室では補習を受けて力を伸ばす生徒、静かな図書館で自習に励む生徒、さらには就実Laboで先生に質問しながら学びを深める生徒たちの姿があります。

「今の自分にできることを、少しでも前向きに」。そんな就実マインドを胸に、仲間とともに学び合い、支え合いながら、一歩ずつ努力を積み重ねています。

この小さな積み重ねが、やがて大きな力になると信じて——。
今後も、生徒たち一人ひとりのがんばりに寄り添い、成長をサポートしていきます。