学校長あいさつ・本校の教育・
スクールポリシー・沿革
学校長あいさつ
学校長 綱島 裕修
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- 創立122年、伝統の継承と「去華就実」の精神
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就実高等学校・就実中学校は、今年で創立122年を迎える歴史ある学び舎です。
本校の歩みは1904年(明治37年)に遡ります。日露戦争という激動の時代に地元の名士22名が「女性が高い教育を受け、実力をつけることこそが日本を守ることにつながる」という熱い使命感を抱き、私立岡山實科女学校を設立したのが始まりです。
その後、105年にわたる女子教育の歴史を経て、2009年(平成21年)に男女共学へと移行いたしました。現在では全校生徒の約4割を男子生徒が占め、性別の垣根を越えて互いに切磋琢磨し合う活気ある環境が築かれています。
本校の建学の精神は、「去華就実(きょかしゅうじつ)」です。 明治時代の「戊申詔書」にある一節に由来するこの言葉には、「外見の華やかさに流されることなく、堅実に自己の内面を磨き、社会に役立つ人になる」という強い願いが込められています。この精神は今、「誰かのために役立ちたい、皆を笑顔にしたい」という「就実マインド」として、生徒一人ひとりの心に深く、脈々と受け継がれています。
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- 次世代のリーダーを育成する教育改革
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デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速し、人工知能(AI)が社会に浸透する今日において、本校はAIに翻弄されることのない真の力を備えた次世代のリーダーを育成するために、全力で教育改革に取り組んでいます。
全教室はもとより、体育館、ホールに至るまでWi-Fiを完備し、デジタル端末を単なる道具ではなく、自らの思考を深める学習ツールとして自在に活用しています。情報が溢れる社会において肝要なのは、物事の本質を把握する力です。各コース独自のカリキュラムや探究活動を通じて主体的に未来を創造する姿勢を養います。そして、進化し続ける生成AIを「使いこなす側」の人間として、卒業後も生涯にわたって学び続けるための確固たる礎を築きます。
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- かけがいのない仲間とともに、未知なる可能性へ
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本校での生活は、教科学習だけではありません。学校行事、部活動、ボランティア活動など、仲間と共に悩み、試練を乗り越え、喜びを分かち合う時間は、人としての器を大きく育てます。就実で出会う仲間は一生涯の友であり、人生における至高の宝物となるに違いありません。
生徒の皆さんの中には、自分でも気づいていない未知なる無限の能力が秘められています。チャンスはあらゆる場所に転がっています。失敗を恐れることなく、高い志を掲げ、勇気を持って果敢に挑戦してください。
私たち教職員一同、皆さんの自己実現に向け、生涯にわたり誠心誠意サポートしてまいります。
本校の教育(スクールミッション)
建学の精神 去華就実
「去華就実(きょかしゅうじつ)」は、明治41年(1908年)に発布された戊申詔書の中に出てくる「華を去り、実に就く」の漢語表現であり、これを本校の建学の精神としています。また、明治44年以来用いられている「就実」という校名もこれを由来としています。この言葉には、外見上の華美に流されることなく、堅実に自己の内面を磨き、社会に貢献できる人になるという高い志が込められています。
教育目標 勤勉・優雅・英知
「勤勉(DILIGENCE)」とは、生涯に渡り一生懸命物事に相対し、継続して努力することで自己の才能を磨くということ。
「優雅(ELEGANCE)」とは、日頃から品位、品格を感じさせる行動をとることで自己の人間性を高めるということ。
「英知(INTELLIGENCE)」とは、物事の本質を見通す優れた知性を伸ばし活用して自らの道を切り拓くということ。
この目標は、建学の精神である「華を去り、実に就く」を具現化したものです。
スクールポリシー
育てたい生徒像
- 自ら課題を見つけ、探究心を持って学び、失敗を恐れず挑戦し続けることで、自分の可能性を広げる生徒を育てます。
- 他者を尊重し、チームで課題に取り組むことで、協調性とリーダーシップを育み、多様性を認め合い、互いに支え合う生徒を育てます。
- 国際的な視野を持ち、異文化理解を深め、自分の学びを社会や未来に活かす意欲を持つ生徒を育てます。
学びの内容・方法
特別進学コース(高校・中学)
- 最難関大学進学を視野に、基礎から応用まで体系的に積み重ねる学習を展開し確かな学力を育成します。
- 思考力・判断力・表現力を高い次元で育成し、個々の進路希望を実現します。
- 探究活動を深化させ、学問的好奇心と研究的姿勢を養う教育を展開し、未来のリーダーとして社会を牽引する人材を育成します。
- 部活動への積極的な参加を促し、人間的成長を目指します。
特別進学チャレンジコース(高校)
- 難関私立大学の一般入試および国公立大学の多様な入試に必要となる教科・科目の重点的な学びを推進し、着実に学力の向上を図ります。
- 高度な知識・技能を習得し、情報活用力、課題発見・解決力、自己表現力を育成します。
- 勉強と部活動の両立を奨励し、英語力の向上にも力を入れ、探究活動や学校行事等への主体的な取り組みを通して、社会性を育成します。
総合進学コース(高校)
- 四年制大学、短期大学、専門学校など幅広い進路に備えます。
- 個性や特技を磨きながら、1年次に自分自身に最適な進路を見つけ、2年次から自分の進路や興味に合わせてカリキュラムを選択し、進路実現に向けて必要な資質や能力を育成します。
- 基礎学力の定着を図ると共に、講座学習や探究活動を通して主体的で対話的な深い学びを実現します。
未来創造コース(中学)
- 部活動と学業の両立に最適なシステムで、心身の成長を支えます。
- 基本的な生活習慣と基礎学力を育成し、高校では将来の目標に合わせた3つのコースから選択することで個々の進路実現を図ります。
- 変化を起こすために自分で目標を設定し、振り返り、責任を持って行動する能力(エージェンシー)を育みます。
求める生徒像
- 何事にも好奇心をもち、自ら考え、主体的に学び、粘り強く努力する生徒。
- 思いやりの心を持ち、協働的に行動する生徒。
- 地域と世界に開かれ、社会に貢献する生徒。
沿革
| 明治37年4月 | 白坂栄彦外21名の発起人により、実地有用の女子を教育する趣旨のもとに、私立岡山実科女学校認可 |
|---|---|
| 明治44年10月 | 私立岡山実科女学校を就実高等女学校に改称 |
| 昭和17年6月 | 岡山県就実高等女学校に校名変更 |
| 昭和22年3月 | 岡山県就実中学校設置認可 |
| 昭和23年4月 | 岡山県就実高等学校設置認可 |
| 昭和28年4月 | 岡山就実短期大学開学 |
| 昭和44年4月 | 高等学校の教育の多様化に備え、普通科の中にコース制を採用 |
| 昭和54年4月 | 就実女子大学開学 |
| 昭和56年4月 | 学校法人及び就実女子大学を除く設置校名を就実学園及び就実短期大学、就実高等学校、就実中学校に改称 |
| 平成11年4月 | 就実女子大学大学院設置 |
| 平成15年4月 | 就実女子大学を就実大学と校名変更 |
| 平成17年4月 | 就実中学校コース制を採用 |
| 平成18年4月 | 就実高等学校コース制を改革(特別進学コース、総合進学コース) |
| 平成21年4月 | 高等学校、中学校の特別進学コースを男女共学に変更 |
| 平成24年4月 | 高等学校に特別進学チャレンジコース(男女共学)を増設 |
| 平成24年4月 | 就実大学・就実短期大学附属幼稚園、就実大学・就実短期大学附属保育所を認定こども園就実こども園として開園 |
| 平成27年4月 | 就実小学校開校 |
| 令和4年4月 | 就実中学校 進学コースを未来創造コース(男女共学)に変更 |