CALENDAR
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
<<前月 2019年11月 次月>>
LOGIN
USER ID:
PASSWORD:
NEW ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
LINK
PROFILE
OTHER

創立記念日挨拶
 創立記念日を祝して、創立当時のことを伝えておきたいと思います。
 本校は今から115年前、明治37年5月18日に創立された学校です。日露戦争が勃発したのが同じ明治37年の2月8日ですから、戦争が始まって3ヶ月後に創立されたことになります。
 なぜ、戦争中の厳しい状況の中で学校を設立したのでしょうか。みなさんも戦争中の日本の様子を想像してみてください。多くの男子が戦地に赴き、後に残されたのは年寄りの男子と女子だけです。「今までのように女子に裁縫や料理だけを教えるのではなく、男子と同じように高い教育を受けさせなければ、日本を守り、発展させることはできない。」と、考えたからでした。
 「日本を守るための学校を作ろう!」と、教師や県職員などの有識者22名が力を合わせ無一文から全国をまわって寄付集めをします。今のように新幹線や飛行機はありませんから、学校新設の熱い思いを訴えながらの寄付集めは命がけであったと思います。
 2代目校長となられた進藤貞範先生はまさにわらじがけで食事も十分とれないほど寄付集めに奔走し、校長に就任して6日目にお亡くなりになったほどです。最後の日も生徒たちに授業をし帰宅後に力尽きてお亡くなりになったと聞いています。
 生徒たちに少しでもよい環境で授業を受けさせ、社会に役立つ人になってほしいという、設立者たちの熱い思いが伝わってきます。
 就実高校・中学校は誰かが営利目的のために設立した学校ではなく、純粋に生徒たちが本校で学ぶことにより、自分自身を高め、世のため人のためになる人間になってほしいという願いを込めて設立された学校なのです。
 今後、皆さんが生きていく時代はネットを通して世界とつながり、世界の中の一人として生きていく時代です。しかし、社会がどう変わろうと就実の建学の精神「去華就実」は、世界に通用する精神です。設立者の熱い思いと共に生涯大切にしてくださることをお願いして挨拶とします。


| 日記 | 02:47 PM | comments (x) | trackback (x) |
PAGE TOP ↑